ディスカスをこれから購入を考えているあなた、ディスカスの繁殖を考えているあなたへ。

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ディスカスの購入

ディスカスは単独で飼育をするとおびえやすく、なかなか落ち着いつかない熱帯魚なので、最低でも一緒な水槽に5匹以上の群れで飼うようにしてください。 各々の予算にもよりますが、60センチの水槽でレッドロイヤルブルー(RRB)やマリンブルーターコイズ、ターコイズといった幼魚を5~10匹程度一緒に飼育するのが手頃です。 ですから、初めてディスカスを飼育する場合においてはおすすめです。 ディスカスは原則として、他の熱帯魚と一緒にしてはいけません。 戸の開閉などによる振動などがあまりない静かな場所で、自分たちの上半身だけがディスカスから見えるような位置に水槽を設置します。 こうすればディスカスは、あなたの事をよく覚えてくれて、慣れてくれます。 ■ディスカスが好む水質と水温 ディスカスは、弱酸性から中性(pH5.5~7)好む水質だと、たくさんのブリーダーのデータや経験から割り出されて、魚の排泄物や餌の食べ残しによってできる、アンモニアの濃度が限りなくゼロに近い軟水(0~7d、水の硬度を示す単位。1dは水1リットル中にマグネシウムやカルシウムなどの鉱分が10㎎含むのを意味する)といわれます。 水質は市販の水質テストキットで簡単に調べることができるので、自分の水槽の水の水質がどうなのかをよく把握して、まめにチェックする習慣をつけるとよいと思います。 特に、ひと昔前までの日本の水道水なら、4~7dの軟水だったためそのまま使用しても問題ないといわれていたのですが、現在は必ずしもそういった水質とはいいきれない状況になってきています。 軟水ではない場合は、陽イオン交換樹脂などを使用して、硬度をさげるようにしてくださいね。

ディスカスの繁殖 

ディスカスの餌 熱帯魚を飼育する上で水作りと同じくらい欠かせないのが餌の選定です。 餌次第では、ディスカスの色や体形などが大きく左右されてしまいます。 ディスカス専用の餌も何種類か市販で販売されていますので、うまく組み合わせて上手に与えてくださいね。 市販される餌の中でも、牛の心臓を主成分にしている冷凍の生き餌は、魚の嗜好性や栄養のバランス、色を出すという点からも大変優れていますのでぜひ試してみてください。 これらを餌の中心にし、副食としてフレークなどの乾燥餌を与えるとよいと思います。 もちろんディスカスが食べ残した餌は、水槽から速やかに取り除くようにしましょう。 ディスカスは飼育し始めてから、半年が勝負の熱帯魚といわれているように、3~4センチの幼魚が10センチまでに成長するまでが最も手間と時間がかかります。 この時期に病気をせず、通り越せば案外順調に成長してくれるはず。 ディスカスの成魚の大きさになるには、9ヵ月から1年かかります。 その時期になると、水槽でまとめて飼育している中から、何となく寄り添った2匹が、ポンプのストレーナーパイプやガラス面を盛んにつつくといった行動が目に入ってきます。 もしそういう2匹を発見したら、その2匹はペアの可能性がかなり高いです。 その2匹に、ペア専用水槽(60~75センチ程度のもの)を用意して、人の出入りがないような静かな環境に設置します。 ペア専用水槽に使用するろ過フィルターには、パワーフィルターやブリラントフィルターなどを使用すると便利です。 飼育水槽のように水換えが頻繁にする必要もありませんし、水温もだいたい28℃と低めに設定するのが良いでしょう。

ディスカスの飼育の心構え 

ディスカスは南米のアマゾン川流域に生息するシクリッドの種類の仲間です。 ディスカスの名前は、体型が円盤(ディスク)のような形をしていることからつけられました。 このディスカスが日本で初めて紹介されたのは約40年前ですが、優雅な泳ぎっぷりに加えて、独特なフォルムと、体が美しい色彩で、現在でも熱帯魚の中では人気があります。 また、産卵方法はと言うと同じシクリッド種のエンゼルフィッシュとよく似ています。 ふ化した子供をメスが体表から分泌しているもの、いわゆる"ディスカスミルク"で育てるという特徴のある熱帯魚です。 ディスカスは、熱帯魚の中でも飼育が大変難しく、病気にかかりやすい熱帯魚です。 餌や水質、または同じ水槽で飼育する熱帯魚、ろ過設備など、すべての条件が揃わないことには、調子を崩してしまう繊細な熱帯魚なのです。 それだけに、面倒を一生懸命みれば美しくなるという、手応えがある熱帯魚なのです。 もちろんディスカス以外の熱帯魚にも同じことはいえますが、ディスカスの場合、反応が特に目立ちます。 ターコイズなどの改良品種はひときわ美しくて熱帯魚ショップで泳いでいますし、誰から見ても美しく見えるので大変目をひきます。 しかし、それだけで衝動買いをすると必ず後で後悔します。 美しさを追及するためだけに人工的な環境で飼育され、いくつも代を重ね、繁殖してようやくひとつの品種として定着するのが改良品種です。 だからこそ、同じような環境でしか本当の美しさを見せてくれないのです。 そして、その環境を整えてあげるためには、時間と手間とお金がたくさんかかってしまいます。

ディスカスの原種

原種ディスカスは、改良種に比べると色合いが地味なので、人気が低く見られがちな熱帯魚です。 しかし、手を加えない自然の美しさには、人工美にはない魅力があります。 原種のディスカスは10月~4月にかけて、水槽で飼育しやすい大きさの15センチ前後がまとまって輸入されていますので、ディスカスを購入する予定があればこの時期にすると良いと思います。 それ以外で手頃に入手できるといえば、東南アジアで大量に養殖されているレッドディスカスや体が3センチ前後のブラウンがよいといえるでしょう。 またグリーンやブルーも比較的大きいサイズで輸入されますし、なおかつ安い値段で購入できます。 原種のディスカスは、他の熱帯魚と一緒にするコミュニティ・タンクの中でも飼育することができます。 ただし、ヘッケルとは一緒にできません。 ディスカスは、主には、湖の岸辺など流木の根元や水草の生えている薄暗いところや流れの緩やかな場所に生息しているので、水槽内にも同じような環境を作るようにしてください。 また、ディスカスが主に生息する川の水質は、ブラックウォーターと呼ばれる薄茶色の弱酸性の水です。 ピートモスなどを使用して水槽の水もその状態に近い水質にしてあげましょうね。 水温はだいたい26~28℃に設定するのが理想的といえます。 水槽の水が古くなりすぎると、ヒレがボロボロになるおそれがあるので、週に1~2回、定期的に3~2分の1程度の水を換えるようにこころがけましょう。 ディスカスの餌として好むのは、イトミミズやアカムシなどですが、同じものばかり与えると、内臓障害が起きやすくなりますので、バランスがとれた人工飼料もメニューに付け加えてバラエティのあるようにしましょう。 最初は人工飼料に慣れないと思いますが、イトミミズなどに混ぜたりして工夫をしていけば、いずれは食べるようになりますよ。

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